リリアン「妊娠してるわ・・。」
リアン「それにこの傷・・、何かあったんだ。」
そのエルフは体に大きな傷があり、その傷の深さはその傷をつけた
相手の強さを物語っていた。リリアンは、この方の国は戦争でもしているのだろうか?っと考えていた。
リアン「とりあえず、医者を呼ぼう。このままでは母子共に
死んでしまう。」
リリアン「そうね、お医者様を呼びましょう。私は、ここで
待っているわ。」
すると、リリアンの腕を誰かが掴んだ。振り返るとあの傷だらけのエルフが意識を取り戻してリリアンの腕を掴んでいた。
リリアン「あ・・・、リアン意識を取り戻されたわ。」
リアン「何だって。」
エルフ「はぁ・・はぁ・・。」
リリアン「大丈夫ですか?」
リアン「今から、医者を呼んで来るからな。」
エルフ「無理・・だ、人間の・・治療では・・治らない・・
この傷は・・・呪だから・・・。」
リリアン「呪・・?誰が・・そんな事を?」
エルフ「・・ハデス・・。」
リアン「あの冥界の王ハデスが何故?」
エルフ「・・おさらく・・・暇つぶし・・・。」
リリアン「そんなことだけのために・・・こんな大きな傷を
ひどすぎるわ・・・。」
リアン「それに、そのままではお腹の子も死ぬぞ。」
エルフはその言葉を聞いて、お腹をさすりながら泣き出した。
リアン「少しでも、傷を癒した方がいい。リリアン、その方を
見ていてくれ、俺は呼んで来る。」
リリアンは頷いた。リアンは、雨の中医者を呼びに行った。
エルフ「はぁ・・・私が・・死んだら・・この子まで・・
はぁ・・。」
リリアン「だからこそ・・・だからこそ、傷を治すんです!
あなたの為にも・・その子の未来の為にも・・・
だって・・あなたはその子の母親なんですから。」
エルフ「・・・未来・・・この子の・・未来。」
エルフは何かを考え始めた。すると・・・
エルフ「名前・・・あなたの名前は?」
リリアンは、私って尋ねた。エルフは頷いた。
リリアン「リリアン・G・ロードです。」
エルフ「リリアン・・あなたに今から私のお腹の子を・・授けます。」
リリアン「え・・。」
っと、突然エルフのお腹が光はじめた、お腹から光の玉が出てきた。
リリアンは、それを呆然と見ていた。
リリアン「・・・光の中に胎児がいる・・・それも女の子。」
エルフ「この子に名前を・・・あげて・・。」
リリアンは、その胎児をじっと見ていた。そして
リリアン「・・・エルダ、意味は『光り輝く子』。
この子は、どんな闇でも消せる力を持っているわ
いつかその光は大いなる力となる・・・。」
エルフ「・・・光り輝く子・・・エルダ・・いい名だ。
行きなさいエルダ・・幸せにね・・・。」
エルダは、すーっとリリアンの中に入っていった。
リリアン「エルダは、必ず大切に育てますだから
あなたは・・・・!!」
リリアンは驚いた体が崩壊しかけているエルフの姿に
エルフ「リリアン・・・私は・・まもなく・・死にます。
どうか・・その子を・・エルダを・・宜しくお願い
いたします・・。」
リリアンは、泣きながら頷いた。
エルフ「最後に・・・一言だけ・・言わせて・・
私の名は・・・リヴァリン・ゲイラン・・・。」
リリアン「リヴァリン・・・。」
リヴァリン「リリアン・・・あなたと出会えて・・良かった。」
そう言って、リヴァリンは砂となって消えた。
リアン「リリアン!連れて・・・・。」
リリアン「約束するわ・・必ず大切に育てると・・・
リヴァリン・・リヴァリーーーン!?」
気づけば・・嵐は去っていた。
回想終了
お待たせしました!小説「光」の続きです。
どうぞ楽しんでください!
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