ケイトは、助手席に置いたノートパソコンであるプログラムを開いていた。
ケイト「私から逃げれると思うなよ、このハッキングプログラム『マリア』で
エリーザ達が今何処にいるかぐらいわかるんだから!」
そう言うと、ケイトはエリーザの携帯をハッキングしてGPS機能にアクセス
した。すると、衛星の画像が映し出された。
ケイト「見つけた!」
ケイトは、急いで車を走らせエリーザ達のいる場所に向かった。
その頃エリーザ達は、見知らぬ場所で拉致されていた。
あの時の爆発は警察やFBIそれにブラックドラゴンの注意をそちらに向けさせて
SPに変装したテロは、大統領一家を避難させるふりをして誰も見ていないところで
麻酔で眠らせて誘拐したのだ。エリーザは、目が覚めて顔を上げて
辺りを見回した。
すると、横には横になって倒れている父親と座りながら眠っている母親がいた。
エリーザ「んー!」
口が塞がれてしゃべれない、どうしよう。
エリーザ「んー!んー!」
必死にもがくエリーザ、しかし手足が縛られて動けない。
そこへ、テロと思われる男達がやってきた。
テロA「おはようございます、お嬢様。そして我が屋敷にようこそ!
我々は最強テロ組織『ヴァンパイア』です。」
エリーザ「んー。」
テロA「そして、私は組織の頭であるルイビス・カノンよろしく。」
ルイビスは、とても紳士的で組織の頭とは思えないくらいの礼儀が正しい。
エリーザ「んーんんー!」
ルイビス「お嬢様そんなに怒らないでくれ、レディーがそんなに
怒ると可愛くない。それにね、心配しなくても助けは来ますよ。」
そういうと、エリーザのスカートのポケットに手をいれて携帯を出した。
携帯の画面には何にも変化が無いが彼にはわかっていた。
ルイビス「お嬢さん、誰かにハッキングされているね。
仲間?いやいや、ただのストーカーかもね。」
すると、携帯の待ち受け画面に聖母マリアの画像が出た。
ルイビス「なんだ?」
そこには
そこにいる大統領一家は、このハッカーマリアが
もらいます。もし、傷つけた場合には天罰を与える。
ルイビス「ハッカーマリアだと?こいつは、数年前に死んだはずじゃ。」
エリーザは、なんとなくわかったそのマリアが誰なのかが。
ケイトさん・・・・ ケイトは、車で高速を猛スピードで走らせていた。
ケイト「もうすぐね。」
ケイトは、少し過去の出来事を思い出していた。
学生時代のケイト『ただいま!パパ見て、私テストで百点・・・。』
リーク『凄いぞ!エリーザ、百点取るなんて!さすが私の娘だ!』
幼いエリーザ『本当?嬉しいパパ!』
学生時代のケイト『私も・・・取ったよ、パパ。私は・・・。』
ケイト「いつもそうだった、家にいても私なんか見向きもしない
学校行事だってエリーザの方ばっかり・・・私なんか
いないほうがいいんだ!あの人のとっては・・。」
ケイトは、ハンドルをギュッと握った。そして、ヴァンパイアのいる屋敷に着いた。
車を屋敷の裏側に止めて、降りる前に聖人にメールを送って車を降りた。
裏口の扉をゆっくりと警戒しながら開けた、だが裏庭には誰もいない・・・。
警備がかなり手薄なのがわかる、更に奥へ進み屋敷への入り口を見つけた。
中に入ったケイトは、エリーザ達が監禁されている部屋を探し始めた。
一つまた一つと見ると、ある一つの部屋にエリーザがいた。ケイトは、入る前に
辺りを見回してからエリーザ達の所行った。
ケイト「大丈夫?今、助ける。」
エリーザ「んー!んんー!」
口を塞いでいたテープをはがすと
エリーザ「逃げてケイトさん!」
ケイト「え?」
その時!後ろから、ルイビスが銃を構えて現われた。
ケイトは、すかさず銃を構えたが遅かった。
バキューン・・・・!
エリーザ「ケイトさーーーん!」
まだ現場にいる龍は、ふと振り返る。なんだ、この嫌な感覚は?
慌てて携帯を取り出すとメールが入っていた。
龍「ケイト・・・?」
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