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光 第三章―Ⅸ―

シオン「あなた様の本当のお母様は光の女王リヴァリン・ゲイラン様
    です。」
エルダ「光の女王様・・・私は光の妖精・・・。」
シオン「はい。十数年前、ある事件がきっかけでまだ赤子だった
    エルダ様をリヴァリン様があなた様のお母様に預けたの
    です。」
エルダ「ある事件?」
シオンは頷いた。
シオン「十数年前、リヴァリン様は隣国の王子と婚約されてその結婚は
    誰もが祝福した。その頃から、リヴァリン様のお腹には
    エルダ様、あなた様が宿っていたのです。」
エルダ「私が?」
シオン「ええ、皆はあなた様の誕生を心待ちにしていました。
    けれど幸せは長くは続かなかった・・・、ハデスが来るまで
    は・・・。」
エルダ「ハデスって?」
シオン「冥界の王ハデス。」
エルダ「冥界の王様がなんで?」
シオン「国潰し。ハデスは、メドゥーサ女騎士団とケルベロスを
    連れて出来たばかりのリヴァリン様の国を自分の暇つぶしの
    ために国を滅ばしたのです。」
エルダ「ひどい・・・。」
シオン「王はリヴァリン様を必死でハデスから守りましたが・・・
    やはりハデスは強かったのです。それでも、王はリヴァリン様
    だけでもっと思いミドガルドに逃がしたのです。」
エルダ「まさか・・・。」
シオン「その通りです。転送した場所こそあなた様のお母様の家だった
    のです。瀕死のリヴァリン様を何も言わずに手当てをしまし
    た。」
エルダ「・・・。」
シオン「そして、もうこれ以上生きられないとリヴァリン様は確信して
    お腹の赤子をお母様の中に入れてそのまま息を引き取られたの
    です。」
エルダ「私は・・その後に生まれたのね。」
シオン「はい。」
エルダは、突然の話に下を向いていた。シオンはエルダを見て話すには早すぎたかと思った。
エルダ「・・・シオン先生、本当のお母さんの何か残って
    いませんか?」
シオン「リヴァリン様の形見・・・。」
シオンは考えた。すると、はっと何かを思い出した。
シオン「身につけていた物じゃないですけど、この部屋にあります。
    付いて来てください。」
エルダは、シオンの後を付いて行った。シオンはエルダを部屋の大広間に連れて来た。
シオン「エルダ様、この部屋を作ったのがリヴァリン様なのです。
    その記念に作られたのがこの銅像です。」
エルダは初めて目にする本当の母の姿に涙した。美しくまるで女神のようだった。
エルダ「おかあ・・さん・・。」
そこへ・・
??「もしかして・・・エルダ?」
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名前の通りに気まぐれに日記を書いたり小説を更新などをしている
※)リンクはフリーですがリンクされる時は一言声を掛けてください。

出身:大阪
性別:女(20代です)
好きなartist:GLAY、嵐
趣味:イラストを描く事、本(おもに漫画)を読む、音楽を聴くなど

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